FXツール比較祭りを2016年度4月の新年度開始でございまして、アベノミクスが始まった後にFXをスタートさせた個人トレーダー様に特に人気で高性能な役立つFXツールが売れている現状を見ますと、この節目にいろんな視点で徹底比較をやってみようと。
FXツールやFXチャートシステムは性能を競う時代から、ロジックとトレード手法表現の道具という、自分のトレード用とに合わせて選択する時代に入ったという感じがしているこの頃でございます。
実はこの企画は「FX初心者のこれからFX」で
⇒人気FXツール比較buchujp勝手に「ベスト10選」2016年度版(4DFXほか)をやりまして、
コチラのサイトでは、また別の視点でFXツールについて、今後FXツールをご購入される際に補助参考情報として考察してみたいと存じます。
メインサイトの方にも掲載した動画です↓
自分がFXを始めた頃は、「シグナル配信」、「EAと呼ばれる自動売買ソフト」、「コピートレード」など、
とにかくトレード判断を他人様に任せて自分はエントリーから決済の作業をするだけという類のサービスが非常に流行っていたような気がします。
特に、カリスマトレーダーと呼ばれる方のコピートレードが、オンラインを通して自分のパソコン上で再現できるというサービスが大流行したことがありまして、自分も「本当か?」と物は試しと高額な月額料金を支払って、トレードの様子を検証したことがございますが、
恐らくそれもきっかけになって、一括買い切りで、パソコンにインストールすれば、チャートに売買シグナルが自動表示される、FXツール系と、自動売買(EA)系が枝分かれして流行の流れが変化していったという印象です。
一度購入してしまえば月額料金が掛からないなら、FXツール、あるいはEAを購入するのはお得に感じたというのもあったと思います。
さて、
もちろん、そのサイン全てをうのみにしてエントリーしていたら、損失がガンガンふくらむというのが実際の所で、
そこで、そのFXツールの発売された年の相場に合うよう、サインが出る条件設定を厳しくすれば、翌年の相場ではもう使えないFXツールになってしまうという状況で、
売買シグナルが出る条件設定次第で、サインがたくさん出るように設定すれば、トレードチャンスも増える代わりに確率の低いシグナルも含まれるし、サインを少なくすれば、ツールに期待するトレードの機会が減少するということで、
そんなこともあって、販売されるFXツールの寿命が非常に短かったのではという感じがします。
FXツールやFXチャートで表現する、「トレードロジック」が重要視されるようになり、「その条件を満たした場所を知らせるシグナルサインを自動表示する」という、
スキャルピングスタイルやデイトレスタイルなどに応じた手法、用途によって、そのロジックを効率的に再現トレードする為の「FXツール」という捉え方が現在のツール事情なのかなという印象を個人的には持っている次第です。
現在のFXツールの使い方の本来なのかなと主観的な意見でございますが、これはFXツールの高性能化と、よりトレーダーに合わせて使えるFXツールに進化してきたということだと思う次第です。
ですので、誰がやっても同じになるとすれば、それは「自動売買(EA)」と同じ発想ですので、FXツールを使う意味とは、そんなところにあるのではと、また活用のしがいもあるのではと思う次第です。
ツールが表示するサインやテクニカル情報を見て判断をする余地があるからこそFXツールを購入して活用する意味があるのではと自分自身は感じている次第ですがどうでしょうか。
このグラフは、主観で選んだFXツール比較10選と題して、実際に使ってみたFXツールやFXチャートの中から使用頻度の高いものを選びまして、自分ならこのように使いたいという、「個人的」な感覚でのFXツール用途評価グラフです。
この内訳につきましては、
人気FXツール比較buchujp勝手に「ベスト10選」2016年度版(4DFXほか)に詳細比較
こちらのほうで。
矢印が出てそれにしたがって・・・というタイプのチャートシステムでは無く、相場環境認識の為に使うようなイメージのツールでございますが、トレンドラインの引かれる精度はなかなかだと思いますし、
トレンドランを客観的に引かれているのを見るというのは、自分の主観から少し離れて冷静にチャートを見られるというメリットがあるのではという感じもします。
トレーダー様ごとに、どのツールにメリットを感じるかは、やはり使用目的や使い方次第ということかもですね。