FXを専業にする辛さbuchujpの場合

いよいよ2024年度はFX歴15年目に突入です。 当たり前のことですが、良い時もあれば悪い時もあるのが投資ですから、そのストレスの中で頑張ってきたせいか、頭もずいぶん白くなってしまいました。

毎年その1年を振り返ってみますと、激動の年だったなと思えるのですが、考えてみますとこの15年はその間5回以上、トレード環境に合わせて引っ越しましたし、昨年は新築注文住宅の完成、どん底と躍進の振れ幅が半端じゃなく大きく家族もさぞ不安だったろうと思う次第です。

そして特に思うのが、同時期にFXを始めた専業トレーダー思考の仲間たちがどんどんいなくなり、継続中の専業トレーダーは、例えば加藤ムネヒサくんなど成功しているトレーダーも多く、

自分の近くでFXを学んでいたトレーダーで早々に撤退をしてしまった方々に共通するのは、1発ホームラン狙いのトレーダーがほとんどではなかったかと考える次第です。

長く生き残ることができているFX専業トレーダーの共通点としては、テクニカルを学び、いくつかのトレードロジックを勉強したり、その後自分の性分に合ったトレード手法を自分のスタイルとして定着させているトレーダーがほとんどです。

ポジションをどうしても性格上長く持ち続けることができないスキャルパー派や、反対に短期足の波にはついていけないけれどいちどもったポジションを長く持ち続けて徹底した順張りで利益を伸ばすデイトレードやスイング派など、

性格が違えば得意となるトレード手法もまるで違ってくるのだなぁとつくづく感じるこの頃でございます。

ただし、同じチャート、同じテクニカル、同じ相場環境認識をしていても自分が利益を狙う場所がそれぞれ違うだけであり、自分のスタイルを守れなかったトレードしてしまった時は、負けトレードになる確率が高いことを重々承知しており、

自分の負けパターンと勝ちパターンをわかっているため、徹底的に自分のスタイルを守れているトレーダーが、 FX専業トレーダーとして生き残っているのではないかなぁと思う次第です。

Buchujpの場合は、

購入したFX教材でテクニカルを学び、ライントレードを基本としたいくつかのロジックと、例えば恋スキャFX(すでに販売終了)や、1秒スキャルFXなどの自分の性格に合ったロジックに

自分流のアレンジを足したり引いたりしながら、自分のスタイルが出来上がっていった感じでございました。

FXに初めて挑戦するという段階のトレーダー様におかれましては、どんなトレードロジックやスタイルが自分に合っているかなど、そもそもそこからわからないのではないかと存じますが、

今年もbuchujpメインブログにおける人気FX教材ランキングを集計発表してみました。

2023年総決算FX教材ランキング発表の件

FX教材は多岐にわたる手法もございますが、ロジックそのものが勝たせてくれるわけではなく、そのロジックが機能する手法を見極めるテクニカルがあって極めて有利に利益を目指せるというものだと自分を考えてる次第です。

最近では、専用のチャートシステムが付属して相場環境認識を同時にチェックできるなどロジックと合わせて優位性を追求できるようなものが増えていますが、

実はFXを専業にするにあたっては、会社勤めでいただける固定給とは全く違う別次元の収益の発生の仕方であることを知らないと、非常に苦しむ毎日が続く結果になるのではないかと、そんなことも考えます。

例えばFX教材の中ではロジックの構造の理解やチャート形状がどのようなときに、どこを利益として狙うのかなど「定型相場」を例に出して説明していることがほとんどです。

つまり、そのロジックが最も成立して成功しやすい相場状況やチャート形状を待たねばならず、チャートを開いたときにいつでもチャンスの形状が整っているということは、まず無いと存じます。

定規で引いたような綺麗なチャート形状ばかりが続く事はあまりなく、ロジックを成功させるためのいくつかのテクニカル的な根拠を持ってリスクをとっていくトレードもでてくると存じます。

そうすると、成功確率に応じたロット調節や、許容できるロスカットの金額も含めた資金管理がどうしても必要になるのですが、実際のトレードでは正常なメンタルがなければロジック通りのトレードができなかったりなど、メンタルの問題も生じます

ほとんどの手法やロジックの場合、稼げる相場環境になっている期間、トレードしても負けが続いてしまうような適切でない相場環境の期間を比べると、圧倒的にトレードに適さない期間の方が長い場合が多いです。

このトレードに適さない期間に無理矢理根拠を探してトレードを繰り返すとあっという間に資金を奪われ、本当のチャンスの時に成功確率の高いトレードができなくなるという事態を起こすことが実は非常に多いのではないかと自分の経験から思う次第です。

このことからも、
ほとんどのFX教材に書かれていない利益を残す最大のコツは、

「待てるか」ということに尽きるのではないかと、今までたくさん失敗しながら気づいた奥義でございます。

そんなことを考えながら、 2024年度は15年目の年、 FX専業トレーダーのあまり理解されないつらさを乗り越えて、ご一緒に頑張って参りたいと存じます。

2023年総決算FX教材ランキング発表の件